この記事では、私が調べたり、自分でアレンジしたりしている丸つけのバリエーションを手描きのイラストで紹介します。
下手くそですが、そこはあたたかい目で見てください…笑。こんなのでも、子どもは喜んでくれるというのを感じていただければと思います。
小学生の子どもがいる親なら、きっと宿題や家庭学習の丸つけを経験したことがあるでしょう。
私が子どもの時は親に丸つけなんてしてもらってなかったな〜
家事や仕事で忙しいのに〜
面倒くさいな〜
…そう思いますよね。
私もそうでした。
しかし、親の丸つけで子どもの学習に対する意欲を大きく伸ばすことが可能です。
嫌々やっていると、子どもに伝わってしまいます。
うちの子たちは、4年生にもなると自分で丸つけをするようになりました。丸つけの手間も、ほんのひと時です。
どうせなら、親子で楽しんでみましょう。
丸つけのバリエーションを増やし、励ましながら答え合わせをしてみませんか?
子どもが笑顔に!かわいい花まるのアレンジ
私は、ただ〇×をつけて点数を書き
「100点だったよ!頑張ったね!」
「惜しい!ここやり直ししようか!」
という風に答え合わせしていました。
多くの親御さんはこんな感じじゃないかな…と勝手に思っているのですが、どうでしょうか。
でもこれじゃちょっと味気ないですよね。
花まるをかわいくして、子どもの気持ちを盛り上げてみましょう。
ポイントは
デコって華やかにするのもいいですが、あくまで楽しみながら答え合わせして学習意欲を上げるのが目的なので、ごちゃごちゃしない方がいいですよね。
また、高学年にもなるとイラスト満載の可愛い答案は恥ずかしいと感じる子もいるでしょう。
花まるを「ちょっとだけ」アレンジした例をいくつか紹介します。
花の形をを生かしたアレンジ
植木鉢を書き足す
手軽にできるシンプルアレンジ。始めの取りかかりとしてもおすすめです。これだけでも「いつもと違う!」目新しい印象になりますよね。
ジョウロで水をあげる
植木鉢にプラスしたいアレンジ。水やりはお花を育てるお世話なので、やり直しを頑張った時の花まるにいいかも。
ちょうちょを添える
こちらも植木鉢花まるの付け足しとしておすすめのアレンジです。ドリルの1ページ目は1匹、2ページ目は2匹…と頑張った分だけちょうちょの数を増やしていくのもいいですね。
動物アレンジ
花まるに少し手を加えるだけで、かわいい動物にも変身させることができます。
ライオン
二重丸か三重丸を書きます。丸の部分を鼻にするので、そのつもりで中心の丸を書きましょう。少し小さめに、下らへんに書くイメージですね。あえて大きめでもかわいいかもしれません。目とヒゲを足し、たてがみになる花を書いたら完成です。
うちの三女は飼い犬のポメラニアンだと言っていました。笑
毛がふっさふさでライオンみたいってよく言われてたので…。それもいいですよね。
中心の丸を鼻に見立てると、いろんな動物ができます。うちみたいに、ペットの特徴をとらえて書いてみても楽しいですね。例えば顔の模様を書き足してみるとか。
うさぎ
猫
くま
トラ
ねずみ・ハムスター
かたつむり
三重丸〜五重丸に目を書き足すとかたつむりになります。
他に、花の部分をフレームに見立てて、丸をベースにしたイラストを描くのもありですね。花のフレームでちょっと華やかな感じになります。
ひよこ
顔
メッセージ花まる
花まるのバリエーションを増やして
「今日はどんな花まるがもらえるかな?」とわくわくさせるのもいいですが、頑張った度合いに合わせてグレードアップさせるのもいいでしょう。
例えば
- 花まるの周りのちょうちょを増やしていく
- 植木鉢花まる→水やり花まる→花まるを大きくする
- やり直しを頑張ったら好きな動物の花まるにする
…など、いろんなパターンが考えられます。
小1の三女の担任の先生は、いつもより少し頑張りを見つけると植木鉢花まるにしてくれます。
この日は
色ぬりを丁寧にしたから植木鉢をつけてくれたんだよ〜
と得意げに教えてくれました。
先生が自分の頑張りを見つけて認めてくれることが嬉しいんだと思います。
それを、いつもと違う花まるという形で評価してもらえた。
やったぁ♪
と思いますよね。
こんな風に、丸つけのバリエーションを増やすことで、子どものやる気を引き出すことができます。
子どもと楽しみながら答え合わせできるといいですね。
子どもの宿題に時間がかかる、なかなか勉強しない…とイライラする時はこちらの記事が参考になるかもしれません。
よかったらこちらも読んでみてくださいね。
よくできたところ・頑張りが見えるところにミニ花まる
ちょっとでも子どもの頑張りを見つけられたら、ミニ花まるをつけてあげましょう。
例えば
- 文字のはね・はらいを丁寧に書いている
- 今までできてなかった計算ができるようになっている
など、いいね!と思った時に
こんな感じで問題全体ではなくポイントに小さく花まるをつけます。
ハートとかでもかわいいですね。
ひと言コメントを添えてもいいでしょう。
このように少し手を加えて、勉強に少し丁寧に向き合うことで、子どもは
ちゃんと見てもらえてる
と安心するようです。集中して取り組んでくれます。
嬉しさ倍増!100点もアレンジ
答え合わせをして、点数をつけることもありますよね。
満点は嬉しいものですが、少しだけ手を加えて特別な100点にしてみましょう。
0を使ってお絵描き
0を目に見立てて顔を描く
0を〇(丸)の代わりにしてお絵描き
0(ゼロ)を〇(丸)の代わりと考えると、いろんなお絵描きができそうですね。私は顔に見立ててみました。
こちらは、三女が好きなすみっコぐらしとピカチュウのつもりです。
ただのネコとうさぎですね…笑
フレームをつけてみる
間違えた問題もひと工夫
子どもは花まるや100点の方が喜ぶし、親としても満点をつけて褒めてあげたいですよね。
でも、毎回満点という子はそうそういません。
×がついてしまうと、悔しい・がっかりしてしまう…そんな思いをする子もいるのではないのでしょうか。
苦手な教科だと、点数も低くなってしまい答案を見るのも嫌な子もいるかもしれませんね。
悔しさをバネに頑張れる、ということも考えられますが、そんな子ばかりではありません。
丸つけのやり方を少し変えるだけで子どもを励まし、意欲を引き出すことができたらやってみたいと思いませんか?
そんなちょっとしたコツを紹介します。
青えんぴつと赤えんぴつを用意
丸つけに使うえんぴつ(もしくはペン)は赤だけでなく、青も用意しておくと便利です。
なぜなら、1回目の丸とやり直しをした後の丸を色分けして分かりやすくするためです。
できなかったところや分からなかったところをやり直しできる子はどんどん伸びていきます。逆にできないところをそのままにしておくと、いつまで経っても分からないままですよね。成績が伸びるはずはありません。
後で振り返る時に見やすいよう、やり直しを頑張ったところは最初と違う色で答え合わせしましょう。こうするとどれだけやり直しができたかも目で見て分かり、褒める材料にもなります。
最後までよく頑張ったね。
間違えた問題にも〇
間違えた問題にも〇、というのは間違っているのに正解にするということではありません。
計算式の途中でつまづいた、
途中まで合ってる、
この考え方はいい、
…など、できているところには丸をつけるということです。
どこを直せばいいのか分かりやすいし、ただ×をつけるだけより気持ちがいいですよね。
×ではなくチェックマーク
×が続いてしまうと、萎えてしまって勉強に身が入らなくなってしまう…そんな子もいます。
うちの子たちがまさにそうで
あーんもう疲れたーーー
わからん。やる気なくした
とすぐさじを投げてしまいます。
内心
面倒くさっ
と思いますが、
×が並ぶと単純に見た目もよくないですよね。
こういう場合は、先に挙げたように間違えた問題にもできている部分に〇をつけるのがおすすめです。やり直しをして欲しいという意味で、×ではなくチェックマーク(✓)にするという手もあります。
三女はキツネが好きなので
「ここ見て」の意味で矢印のように逆三角を描き、キツネの顔を描き足してみました。
※三女のドリルが探しても見当たらなかったので、次女のドリルにキツネを書き足してます
キツネさんのとこ見てね
こうすると、×よりも印象が良いようです。
満点じゃなくても盛る!
満点に越したことはありませんが、あまり考えずに取れた満点と頑張って取れた80点では重みが違いますよね。
親が見て
ここもここも丁寧に書けてる。
前解けなかったところができるようになってる。
ここまではできてた。あとちょっとだ。惜しい
と思ったら、実際に声をかけながらミニ花まるをつけたり、コメント書き込みをしたりするといいと思います。
家庭学習のおすすめをこちらの記事で紹介しています。楽しく丸つけして学力アップができるといいですよね。
家庭学習の習慣つけのヒントはこちらの記事を参考にしてみてくださいね。
まとめ
私が調べたり、アレンジして実践したりした丸つけのバリエーションを紹介しました。
ただ〇と×をつけて点数をつけるだけでも、もちろん答え合わせにはなります。
でも、丸つけのバリエーションを増やしてほんの少し答案に丁寧に向き合うことで、子どもの学習意欲を伸ばせたらいいですよね。
丸つけを親子コミュニケーションの手段のひとつと考えてみたらどうでしょう。
子どもと話し、励ましながら丸つけを楽しんでみませんか?
楽しく学習習慣をつけたいとはいっても…仕事も家事もあるし、やっぱり毎日丸つけするのは大変!!
という人には、タブレット通信教育はいかがでしょう。
ゲームのように楽しく学べて、丸つけや答え合わせが自動でできたり、理解度に合わせて問題を調整したりしてくれます。
分からない問題にいつまでも時間を使わなくていいし、効率よく時短で勉強ができますよ。空いた時間を趣味に使うのもいいですね。おすすめを3つ紹介しています。
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