赤ちゃんの寝かしつけって、大変ですよね。
私も6人子どもがいますが、かなり頭を悩ませていました。
私と同じように、寝かしつけに悩むママの間で話題になるのがねんねトレーニング、通称ネントレ。
耳にしたことがある人も多いのではないでしょうか。
赤ちゃんが自分ですーっと眠れるようになった!という体験談も多くあり、私もやってみたいと思いましたが、結局断念しました。
でも、そこから学び、自分なりに対策をしてみました。すると今では、子どもたちも私も、以前より楽に眠りにつくことができるようになったんです。
寝かしつけがスムーズになるだけで、毎日の生活がぐっと楽しくなったのは驚きでした。子どもと過ごしていても、イライラすることが減るんですよね。
ネントレができないと諦めてから、私が対策をしたことをこの記事で紹介します。
私と同じようにネントレを諦めたママの参考になれば嬉しいです。
私がネントレできない理由2つ
過去にネントレの本を購入して、書かれていることを実践しようとしたのですが、失敗に終わりました。
私がネントレできなかったのは、2つの理由によると思っています。
- ネントレの必要性を家族と共有していなかった
- 添い乳をやめられない
この2つについて、お話させていただきます。
私のネントレ失敗談
5、6年前、まだ4番目三女が1歳になる前の頃です。
夜9時には寝てほしいなと思って、子どもたちを布団に連れていくんですけど、なかなか寝てくれません。
お喋りに花が咲き、末っ子三女がキャッキャ笑い、姉兄たちも盛り上がり、三女が布団からはいずり出て来て動き回り…。
暗い部屋の中で、静かにするよう努力したり、何度いさめたりしても聞かないので、怒りの雷をドーンと落とす羽目に。
早く寝ないと鬼さんがくるぞーー!!!
ママが鬼だ!
鬼ババだ!
それで、一時は子どもたちがシュンとなるんですが、また遊びだしてしまいます。
最終的には2、3時間経過…。遊び飽きてやっと寝ます。
夜しっかり眠れないので、当然翌朝は機嫌が悪くて支度に手間取りイライラする。
ということの繰り返しで、本当に毎日憂鬱でした。
なんやかんや子どもたちも成長し、1番目長女が小学4年生、2番目次女が2年生になると、無事早起きが身について、静かに布団に入るようになりました。すると3番目長男も、恐ろしい寝つきの良さを発揮。おかげで、それからは末っ子三女の寝かしつけに集中できるようになりました。
そして、5番目次男の妊娠。
今度こそは寝かしつけで苦労したくない…
そう思っていると、たまたま本屋さんでこの本と出会いました。
棚にぎっしり並んだ本の中で、これだけがピカーッと光っているようでした。
私に必要なのは、これだ!
と思って、さっそく購入して、本に書かれていることを実践しようとしました。
ネントレチャレンジ開始です。
- 朝は子どもたちを皆7時までに起こし、上4人を小学校とこども園にそれぞれ送り出したら、日中は末っ子次男としっかり遊ぶ。
- 夜8時までに私と子どもたちのお風呂を済ませ、2階の寝室へgo
- 絵本読み聞かせと、マッサージのイチャイチャタイム。
- 9時になったら消灯。添い乳ではなくトントンで寝かしつけ。
- 夜中泣いても添い乳しない。
この流れです。
しかし、旦那の仕事のシフトがまちまちで、夜勤の日もあれば、夕方6時に帰ってきたり、ちょうど寝かしつけをしたい9時前に帰ってきたりと、帰宅時間が定まっていません。
旦那が帰ってきたら食事の用意をしなくてはいけないし、その間子どもたちと遊びます。
そして、旦那はご飯を食べ、好きな時間までスマホゲームをしたり、ドラマなどを見たり、ゆっくりお風呂に入ったりしてから寝ます。
そうすると、子どもたちと寝室に入る時間もずれ込むことに…。思い通りにはいきません。
旦那の生活リズムもバラバラで、体力勝負の上、気を遣う職場で旦那はピリピリ。今日はイライラしてるな…と感じる日も多々ありました。
そんな時に子どもたちがぐずって大騒ぎになろうものなら、
うるさい!!いい加減にしろー!!
これ以上ストレス溜めさせんな!!
とキレて怒鳴る。暴れる。
私は、旦那に気を遣いながら子どもの世話をしていました。
なるべく旦那が落ち着けるよう努め、
子どもの前で旦那の愚痴を言わないように…。
ネントレどころではありません。
結局、添い乳で寝かせるのが1番楽で簡単だし、夜中に次男が泣いたら、添い乳で落ち着かせて眠らせるのが当たり前になりました。
私も、添い乳が好きで、苦にならなかったのが幸いです。
というわけで、ネントレは見事に挫折しました。
ネントレは本当に必要?
おっぱい大好きな次男は、2歳9か月になった現在も夜は添い乳で寝ています。
まったく添い乳卒業の兆しはありません。
まぁいっか、と思っています。
いつかは添い乳なしでも眠れる日が来るだろうと。
三男出産のため私が入院している間は、じぃじばぁば、姉兄たちと普通に寝ていました。
ちょうどその時、インフルエンザにかかってしまったということもありますが、疲れて眠たくなったら寝ていたそうです。
園でのお昼寝は胸トントンで寝ています。
ですから、添い乳じゃないと絶対に眠れないということではありません。
私が添い乳するから、それで寝たいという感じです。
本気でネントレに取り組んだら、あっさり卒業できそうな気もしますし、それが次男の自立の初めの一歩になるだろうとも思います。
でも、私は添い乳できる今を楽しもうと思っています。
正解ではないかもしれないけど、これが私の選択です。
添い乳が今より楽になるかもしれない記事。良かったらこちらも読んでみてください。
もし今、添い乳をしてみようかと考えていたり、またはすでに添い乳をしていて、今後も続けようか迷っているママがいたら、この記事を読んでほしいと思います。
寝かしつけが楽になった5つの対策
私はネントレできなかったけれど、寝かしつけに悩んでいた数年前と比べたら、かなり楽になりました。
それは、5つの対策をしたからだと思います。
- 家族の理解と協力を得る
- 1日のスケジュールを決める
- 昼は明るく、夜は静かに
- 安心して眠れる環境を整える
- 決まった入眠儀式をつくる
手順やコツなど、詳しくはこの記事でお話しています。
まとめ
子どもの寝かしつけは、本当に大変な仕事ですよね。
子どもが自力でスムーズに眠れるようにするためのネントレは、たくさんのママが実践し、効果をあげています。
しかし、様々な理由により、ネントレができず、挫折してしまうママが多いのも事実です。
私もそうでした。
私の場合は、
- ネントレの必要性を家族と共有していなかった
- 添い乳をやめられない
この2つがネントレできない理由でしたが、私と同じようなケースは多いと思います。
そんなママには、私が実践した5つの対策を試してほしいと思います。
私はそれで寝かしつけが楽になりました。
少しでも役に立てれば嬉しいです。
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