【子育てやり直し中①】間違ってたと認めるところから

凸凹happyfamily
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私は今、子育てのやり直し中。
そう思っています。

 

子どもたちに対して、今までごめんね。という気持ちがあります。

 

今まで私はいろいろ間違えてた。
それを認めてから、やり直しの始まりです。

 
子育てに正解なんてない
人それぞれ、最適解は違う

 

だけど「このままではいけない」
そう思って「間違えてた」という言葉を使いました。

これからは、子どもたちが自立・自律して自分の人生を幸せに過ごせるサポートに努めていくつもりです。

 

次女には会話の中で「私は間違ってた。だから今はやり直ししているところ」
長女には「今までごめんね、長女が元気になれるようお母さんもがんばるね」
と宣言しました。

 

この2人が私の間違えにより、今いちばん混乱したり辛い思いをしているのだと思っています。だから言葉にして伝えました。

 

下4人にも、これから間違えないよう関わり方や行動で示していこうと思っています。

 

今回は完全に自分への備忘録となります。決めたことを忘れないために。自分にとって大事なことはなんなのか。

 

読者さんの役に立つ記事ではないと思います。でも、共感してもらえたらうれしいです。

 
子育てに限らず、勉強も仕事も趣味でも言えることですが
人生ってトライアンドエラーの繰り返しですよね。

やってみて、間違いや課題、失敗にぶち当たって、また違う方法でやってみる。

だから間違えるのを恐れる必要はありません。でも、私は気づいて行動に移すのが遅かった分、できるだけ早く取り返せるよう子どもたちと向き合っていきたいと思います。

 

子育てで間違えたと思うこと

子ども6人に対しての関わりを見直しているところですが、特に1番目長女(中3)と2番目次女(中1)に私の間違えの影響が大きく出てしまったと思っているので、ふたりとの関わりにフォーカスして書いていきますね。

 

  • 子どもに対して怒ってばかり、否定的な言葉かけばかりだった
  • 子どもの苦しみに気づかなかった
  • 周りの言葉を鵜呑みにしていた
  • 自分の考えを大事にしていなかった、自分の気持ちは後回しだった

 

長女のこと

 
特に長女には怒ったり否定的な言葉かけばかりしてしまったな…と思っています。
「宿題やったの?」
「また忘れ物!」
「ちゃんとチェックしなきゃ!一緒にやるよ!」長女逃げる→「しなきゃダメでしょ!」
「片付けるよ!これはここ!」
「元の場所に置いて!」
「こっちおいでって言ってるでしょーー!!」
「もう○回言ったよ!!」

 
…と、このように
毎日何度も同じような注意をしていましたが
聞き入れて改善する様子はなく

強めに叱っても
いつでもマイペースに喋ったり動いたり
天真爛漫で

 

あーさん
あーさん

全く届いてないんだろうなぁ…
伝わってないんだろうなぁ…

 

しかし
だんだん反抗的な態度を取るようになり
大人しくなってきたと思ったら
自分の感情や言葉を押し殺すようになっていきました。

 

私は、長女が幼少期の頃から発達障害を疑っていました。

 

市の就学前相談では
「座って話を聞けていますし…様子を見ましょう。何かあったら、また相談してください」と言われ

そこから様子見のまま8年が経過し
長女は心を病んでしまいました。

 

「子どもだからよくあること」
「長女の個性」
「この子は大丈夫」
「あんたの育て方が悪い。甘やかしすぎ」

 

周りや身内にはそんな風に言われてきました。私も周りの声に飲まれて、そうなのかな…と自分を納得させていました。

 

小4の時、スクールカウンセラーに相談をして受診を勧められたことがあります。

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でも、その時は本人に困り感もなく
「病院に行くのは嫌」と長女本人が強く拒否しました。まぁ、ある程度大きくなったら、そうなってしまいますよね。無理強いするわけにもいきません。

 

でも、この子は中学校に上がったら
周りについていけなくなるだろう
つまずいてしまいそう

そんな懸念はしていました。

 

中2で学校に行けなくなり
そこで初めて医療機関につながって
ASD(自閉症スペクトラム)・ADHD(注意欠陥多動性障害)・適応障害の診断がおりました。

 

人懐っこくて天真爛漫だった長女は
人間不信になり内にこもるようになってしまいました。

 

あーさん
あーさん

私がもっと早く、支援につなげていたら…
いや、支援につなげなくとも、私がもっと長女の話に耳を傾けていれば…
長女を知る努力をしていれば…
行動に移せていれば…

と、後悔しています。

 

次女のこと

離婚が決まった1年前まで
私は元夫の機嫌を気にして
元夫の怒りが爆発しないよう
気を遣って過ごしていました。

 

元夫は、子どもが喧嘩をしたり、大きな声で泣き続けたり、癇癪を起こしたりして騒がしくなるとキレていました。
大きな声で怒鳴り、暴れて近くにある物を壊します。

 

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彼は子どもの頃に多動と診断された、と元義母から聞いています。

 

発達障害だから、仕方ない。私が彼の過ごしやすい環境を作らなければ。と思い、彼が爆発しないよう気を遣っていました。

「パパ疲れてるから静かにね」と子どもに注意したり
元夫のやりたいことを優先したり
元夫が寝ている時、うるさくなると怒るので元夫に合わせて私や子どもたちの起床時間をずらしたり
子どもが泣きそうな時、具合が悪く夜泣きする時は別室で世話をしたり遊びに行ってもらったり

私自身もですが、子どもにも我慢を強いていたと思います。

 

また、私は長女に怒り過ぎたと反省していますが、それ以上に子どもたちは元義母や元義弟によく怒られていました。

 

特に怒った時の元義弟の剣幕は激しく
「煩い!!」
「なんでお前はそうなんだ!」
「わがままにも程がある!!」
「いい加減にしろ!!」
壁を叩いたり、蹴ったりもしていました。

 

うちの子や、長期休みになると泊まりに来る義理の姪っ子や甥っ子たちは恐れていました。
「兄ちゃんが怒るから、静かにしよう」
そういうことを口にするようになりました。

でも、空気の読めなかった長女や幼い子たちはよく元義弟の地雷を踏んでしまいます。

 

元義母は元夫や元義弟ほどではありませんが
やはり、発達障害の特性のある子どもたちはきつく怒られることが多くあります。

「言い過ぎ、やり過ぎでは…」と
感じるほど怒りの感情をぶつけられることもありました。

 

そんな中、大人の顔色をよく見ていた次女はいつも周りの様子を気にしているように見えました。

何度怒られてもその度に「どうして?」という顔をして、すっとその場からいなくなる長女

大人の言うことをよく聞いていた次女

 

元夫や義弟がキレると次女は下の子を守るように別室に連れて行ったり、ギュッと抱っこしてくれていました。
私のお手伝いを進んでしてくれて、いつも気遣ってくれていました。

 

私は
子どもたちが怒られないように…
元夫や元義家族がキレないように…
そればかりを気にしていました。

きっと、次女はそんな私の様子に嫌気がさしたのでしょう。

 

いわゆる反抗期に入る年頃から私に冷たくなり
下の子たちがぐずると
元義弟がしているように
「甘えるな」と頭を叩いたり蹴ったり
下の子たちが怖がることや嫌がることを
わざとして、からかったりするようになりました。

 

反省とこれから

  • 子どもたちが家族に怒られてばかり・否定的な言葉を言われてばかりの環境にいた
  • 子どもの苦しみに気づかなかった
  • 私が義家族の顔色を伺っていた
  • このままではいけない、そう思っていたのに行動に移さなかった

これらが私の間違えだったと思っています。

 

私は何を望んでいる?
私はどうしたい?
私のしあわせって何?

 

最近、よく自問自答しています。

 

子どもと笑顔で過ごしたい。
子どもたちには、自律・自立して幸せな人生を送ってほしい。

 

そのために、今何をするべき?

次の記事につづきます。

【子育てやり直し中②】やり直しのはじまり
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