添い乳をしたいけれど、赤ちゃんが嫌がってなかなかうまくいかない…、そんなお悩みを持っているママもいるのではないでしょうか?
私自身も添い乳が好きで、6人の我が子に添い乳をしてきました。ここでは、赤ちゃんが添い乳を嫌がるのはどうしてなのか、また、どうすればうまくいくのかを紹介します。
どうして添い乳を嫌がるの?
赤ちゃんの育児で体に疲れが溜まるし、できるなら体を起こさずに添い乳したい…そう思ってるママも多いよね。
出産という大仕事を終えた後のママの体は、会陰切開や帝王切開による傷の痛み、後産、筋肉疲労などに襲われますよね。その上で、否応なしに始まる赤ちゃんのお世話。多い人は1日20回以上も授乳や抱っこをしなければいけません。
私はお産はいつも軽い方だけど、それでも産後、肩と腰はバキバキ…。母乳の分泌と、授乳リズムが安定するまでは、なかなか眠れない日が続きます~。
1時間授乳して、やっと落ち着いた!と思ったら、またすぐ泣いておっぱい探したりしてたね。
授乳の度に体を起こすのも大変。となれば、添い乳をしたくなりますよね。赤ちゃんが添い乳を嫌がる理由と対処法を調べてみました。
新生児~初めての添い乳で嫌がる理由と対処法
初めて添い乳に挑戦してみたけど、うまくいかない。そんな時は、以下の原因が考えられます。
- 飲みづらい
- 落ち着かない
添い乳をする時の体勢が違うのかもしれません。添い乳は浅飲みになりがちなので、きちんと飲めるポジションになっているかどうか確認してくださいね。
赤ちゃんが飲みやすく、ママに負担にならない姿勢で飲ませましょう。添い乳のやり方はこちらの記事を見てみてくださいね!
6番目三男が産まれたので、ぼちぼち添い乳始めようと思ってます!
また、ただ単にママに抱っこされて飲むのが好きな子もいます。
ママに抱っこされたいよ~。
その場合、添い乳はすっぱり諦めて赤ちゃんの好きなやり方で授乳する手もあります。
しかし、ママの体がキツいからやっぱり添い乳がいいという人もいますよね。
その場合は、朝昼晩と時間を問わず縦抱き・横抱き・添い乳など、いろんなやり方をローテーションしてやってみましょう。そうすることで、赤ちゃんに
こういう飲み方もあるのか~
ということを教えていきます。
突然添い乳を嫌がるようになった!その理由と対処法
また、今まで添い乳で落ち着いて寝ていた子が、突然嫌がるようになって面食らう…というママも少なくありません。
以下の理由が考えられます。
- 寝たくない
- 他の寝かしつけ方法に変えるタイミング
ママの体が回復した後は、添い乳を夜間や寝かしつけのみに切り替えるママが多いですよね。
すると添い乳は赤ちゃんにとって入眠の儀式になります。
安心して眠れる~。おやすみなさい…。
眠たくない時に寝かしつけられても、赤ちゃんは嫌がって逃げてしまいますよね。
ですから、この場合は眠くなるタイミングを見計らってから再度添い乳をしてみましょう。
もしくは、赤ちゃんはもう添い乳を卒業しようとしているのかもしれません。
添い乳好きなママには寂しいかもしれませんが、ずっと添い乳を続けていると、あとあと夜泣きで苦労したり、寝かしつけで困ったりする恐れもあります。
添い乳は、ママにはとって楽で赤ちゃんにとっては安心できる寝かしつけ方法ですよね。
お互いの体温を感じながら眠れて幸せを感じられますが、デメリットもあります。
ですから、抱っこで授乳したあと絵本を読んであげたり胸を優しくトントンしたりなどして、他の寝かしつけ方法に切り替える良い機会かもしれません。
ママは大変ですが、これも成長している証なのでトライしてみましょう。添い乳を卒業できれば、パパでも寝かしつけができるようになるというメリットもありますよ。
添い乳以外の寝かしつけにトライ!
多くのママが実践している寝かしつけ方法を紹介します。こちらも合わせて参考にしてみてくださいね。
王道!背中トントンor胸トントン
保育園の先生もお昼寝の時に胸トントンして寝かしつけしますよね。寝かしつけの王道と言えるでしょう。
もう5歳ですが、我が家の4番目三女には胸トントンです。心臓のリズムに合わせて優しくトントンすると良いようです。
頭なでなでも落ち着くのでおすすめです。うちの下3人は頭なでなで好きですよ。保育士のてぃ先生が書いている「ほう…これがちきゅうのほいくえんか。」という本では、眉間や目の辺りをすーっと撫でるという裏技も紹介しています。
(子どもたちの可愛くて笑える、そしてちょっと感動する言葉をぎゅっと集めた本です!)
マッサージでリラックス
マッサージといっても、何も特別なことをするわけではありません。うちの子たちもマッサージ大好きです。
私は首から背中の辺り。
私は肩甲骨から腕、背中(背骨)を撫でられるのが好き
俺はお腹をくるくる。あと背中さすってもらうのがいい。あとママのチュー(照)
私はやっぱり胸トントンかな
ぱっぱい、ぱっぱい!(おっぱい)
…と、未だに2歳の次男に添い乳してるのがバレバレですが(笑)子どもによって心地良いと感じるポイントが違うことがわかりますよね。
私が子どもたちにしているマッサージは、それぞれ気持ち良いと感じるところをさすったり撫でたりしているだけです。1番上の長女は別室で寝ているので最近はほとんどしていませんが、時間がある時にしてあげると喜んでくれます。リラックスできるので、おすすめですよ。
絵本を読む
これも入眠儀式として有名ですよね。
うちの4番目三女も寝る前に絵本を読んでもらうのが大好きです。最近は、3番目長男が毎日三女のために学校の図書室から絵本を借りてきてくれるので、非常に助かっています。
絵本を読むと逆にテンションが上がってしまって、眠れなくなる子もいるようです。ですからその点は注意してくださいね。
我が家は部屋の電気を消し、間接照明の下でなるべくゆったりした雰囲気を演出して…
ママのすけ(長男のこと)~、本読んで~。
ほんと助かります!
でも、絵本だけでは寝ないので、その後に部屋の電気を消してトントンの流れです。我が家では、絵本→トントンが入眠儀式の決まった形式と言えるでしょう。
安眠グッズを利用する
お気に入りのぬいぐるみと一緒だと、安心して眠れるという子も多くいるのではないでしょうか。そのように、持っていると安心する安眠グッズを利用するのも手です。
うちは、産まれたときから愛用しているおくるみを抱いて寝てるなぁ。生地もだいぶくたびれてきたけど、安心するみたい。たまにチュッチュ吸ってるよ(笑)
安眠グッズと一緒に布団に入り、一緒に寝ようね~と声をかけることで、「今から寝る時間だよ」と赤ちゃんに教えていきます。また、赤ちゃんも安心できるというメリットもありますね。
今まで添い乳で眠っていた赤ちゃんは、おっぱいが安眠グッズとなってしまっていたので、添い乳にサヨナラする時はこれに代わる安眠グッズを探してみるのも良いでしょう。もしあなたの子が、持ってると安心するみたいだなーという物が思い当たるならチャンスです。寝かしつけの際に試してみてくださいね。
ネントレを始める時はこちらの記事も参考にしてみてくださいね。
まとめ
赤ちゃんが添い乳を嫌がる理由は、以下のことが考えられます。
- 飲みづらい
- 抱っこで飲むほうが好き
また、今まで添い乳で寝かしつけをしていた子が嫌がるようになった場合は、以下の理由が考えられます。
- 寝たくない(添い乳すると眠くなるため)
- 添い乳を卒業するタイミング
この記事では、添い乳を嫌がる理由別に、対処法を紹介しました。赤ちゃんの寝かしつけは大変ですが、ママのお役に立てれば幸いです。
コメント