添い乳は、ママがごろんと横になった体勢で授乳をすることです。
夜間や、ママの体調が優れない時など、体を起こしての授乳が辛いときでも、楽に授乳ができるので多くのママが実践していますね。
そういう私も、6人の我が子みんなに添い乳をしてきました。
添い乳の快適さにはまってしまって…やめられない!
しかし、中には様々な理由があったり、不慣れだったりで添い乳がうまくいかないと悩んでいるママもいるでしょう。
添い乳をしたいけれど、うまくいかない。
添い乳をマスターして授乳時間を楽にしたい!
そんなママに役立てればと思い、この記事を書いています。
添い乳がうまくいかないママに試してほしい4つのことはこれ!
どうしてうまくいかないのか、気になるママもいるでしょう。
しかし、まずは結論からお話します。大半の場合はこれでうまくいくことが多いです。
それから、なぜ添い乳がうまくいかないのか、理由を探っていきたいと思います。皆さんには、自分たちはどれに当てはまるのか、読み進めて確認をしてもらえると嬉しいです。
- 添い乳姿勢を見直す
- 乳腺をほぐしてから添い乳する
- 母乳に良い食べ物を食べる
- 赤ちゃんが落ち着ける環境で添い乳する
姿勢を見直すことと、乳腺をほぐすこと、落ち着ける静かな場所で添い乳することは、たった今から始められるのですぐに効果がわかりますね。
ただ、母乳に良い食べ物を食べたところですぐに変化が見られるかどうかは断言できません。
そのため取りかかりづらいかもしれませんが、良い食生活を続けると母乳の分泌が良くなり、美味しくなります。
すると、赤ちゃんの飲みっぷりが良くなるだけではなく、ママの健康にも役立ちます。
ぜひ日頃から、ママの食べ物には気をつかってみてくださいね。
では、どうしてこの4つを実践すると良いのか具体的にお話していきましょう。
添い乳がうまくいかない理由を知ろう!
添い乳がうまくいかない理由として、いろんなことが考えられます。それを私なりにざっくり分けてみました。そうすると、ママ側に原因がある場合と、赤ちゃん側に原因がある場合の2つに分類できました。
思いあたるものがあるかどうか、読み進めてチェックしてみてくださいね。
添い乳がうまくいかない理由【ママの事情】
- ママの胸が小さくて赤ちゃんの口に届かない
胸の大きさは変えられないから添い乳は諦めるしかない。と思ってはいないでしょうか。
諦めるのはまだ早いです。私自身、授乳期間中のピーク時にはCカップほどまで大きくはなったものの、おっぱい生成が追い付いていないペッタンコ状態(Aカップあるかないか)でも添い乳はできていました。
- 寝ながら授乳しようとすると変な体勢になってキツイ
添い乳って楽って聞くけど…赤ちゃんにおっぱいを吸わせようとしたら、無理な体勢になって筋肉プルプル…首が、腰がつった!ちっとも楽じゃない!
なんてのもよく聞く話です。
添い乳の姿勢がおかしいと、赤ちゃんがきちんとおっぱいを吸えないだけでなく、ママが筋肉痛になってしまいますね。
ママと赤ちゃんがストレスなく添い乳で安らげるよう、添い乳の姿勢を見直してみましょう。
- 母乳が布団や服に漏れて不快
なんか冷たくて目が覚めちゃった!
母乳で濡れた布って何とも言えない匂いがするよね
赤ちゃんが吐き戻しちゃったり、ママが胸を出したまま寝落ちしちゃったりして、気づけば服や布団に母乳が漏れてる…べちゃべちゃで気持ち悪いし、こりゃ洗濯が大変だー(涙)!
私は母乳の分泌量はそれほど多くなく、常にピューピュー出るなんて状態ではありませんでした。
それでも油断して放置してると、母乳の水溜まりで悲惨な経験をしたことがあります。
以上3つの悩みは、添い乳の姿勢を改め、枕やバスタオルなどのアイテムを活用することで改善が期待できますよ。
添い乳のやり方を確認するには、こちらの記事を見てみてくださいね。
こちらの記事にも、添い乳が楽になるヒントを詰め込みました。
読んでもらえたら、きっと添い乳がぐーんと快適になると思います。
- 母乳不足
母乳が足りなくて、添い乳をしても赤ちゃんがずーっと吸っていて終わりが見えない。そんな場合は、単純に母乳の分泌量が増えたら解決しますよね。
ぜひ、こちらの記事を読んで、参考にしてみてください。
身を持って体験したことをまとめています。
添い乳がうまくいかない理由【赤ちゃんの事情】
- 赤ちゃんがバタバタと暴れる
赤ちゃんが手足をバタバタさせて暴れたり、ママのお腹に蹴りを入れたりすると、もう添い乳どころではありません。
なんでそんなに暴れるの?
と赤ちゃんに聞いても、まだ喋れないので、理由を断言することはできませんよね。しかし、嫌がっている理由を想像して探ることはできます。
考えられるのは、添い乳の姿勢が苦しい・不快である。ということでしょう。これは姿勢を改善すればうまくいきそうですよね。
また、意外かもしれませんが、添い乳だと、いつもと母乳の味が変わって感じることもあります。
乳腺は、乳頭を中心にして放射状に無数に広がっています。寝転んで授乳することによって、乳腺が詰まってしまい、味が変わってしまうのです。
このおっぱい…なんか嫌だ。
姿勢を改善しても嫌がるようなら、母乳の味を疑ってみてもいいかもしれません。
授乳前に乳頭をほぐすマッサージをして、乳腺をしっかり開かせる癖をつけるといいですね。
乳頭マッサージは、乳腺炎を防ぐのにも役立ちます。
詰まった母乳は、ドロッとして赤ちゃんにとっても美味しくないです。
また、母乳は血液からできるので、ママの食生活を見直すことで、詰まりにくく、美味しい母乳にすることができますよ。
また、いろいろ改善してみても添い乳を嫌がる、単純に寝ながら授乳する姿勢が嫌いな赤ちゃんもいます。その場合は添い乳を諦めるほかないでしょう。
添い乳ができなくても残念なことではありません。寝ながら授乳できる添い乳は魅力的な一方、デメリットも多くあります。
ママと赤ちゃんに合った授乳スタイルや、休み方を見つけてくださいね。
- 赤ちゃんが小さくておっぱいに届かない
生まれたばかりの赤ちゃんは、体も小さく、ふにゃふにゃとして、抱くのにも気をつかいますよね。添い乳なんてしたら危険なのでは?と心配にもなるでしょう。
確かに、新生児の添い乳はリスクも高くなります。
しかし、添い乳ができないということではありません。帝王切開などで産後の疲労や体に痛みが大きいママには、添い乳をすすめる助産師さんもいます。
タオルや枕、授乳クッションなどを使って高さを調整したり、寝転び防止をすれば、小さな赤ちゃんでも安全に楽に添い乳をすることができます。
先ほども紹介しましたが、もう一度この記事で添い乳のやり方を確認してみましょう。
窒息にはくれぐれも気をつけてくださいね。
- 遊び飲みばかりして授乳が終わらない
添い乳は体を休めながら授乳ができます。できることならそのまま赤ちゃんと一緒に寝てしまいたいと思うママも多いでしょう。
実際に、添い乳は寝かしつけの手段として広く知られています。
しかし、少し飲んではすぐに離す、遊び飲みをする赤ちゃんもいます。
お願いだから、ちゃんと飲んでー!
と、イライラしてしまいますね。
好奇心旺盛な赤ちゃんは周りに見えるものや音に敏感です。光など刺激の少ない静かな環境で授乳するのが望ましいでしょう。
ママも、スマホなど他のことをせずに落ち着いた気持ちで授乳するのが理想的です。
赤ちゃんの頭をなでたり、背中を優しくトントンしたり、さすったりするのもいいですよ。
また、ママの反応を見ている赤ちゃんもいます。
こうすると、ママがかまってくれる♪楽しいな。
遊び飲みばかりする赤ちゃんには、鼻をつまむなどして
おっぱいはおしまいだよ。
授乳をいったん止めて、遊びながら飲むのはいけないことだと教えていきましょう。授乳間隔を開け、お腹を空かせてから授乳するのもおすすめです。きっと、一生懸命飲むようになりますよ。
まとめ
添い乳がうまくいかない理由には、おっぱいをうまく吸えない、添い乳がママや赤ちゃんにとって不快であるなど、いろいろなことが考えられます。
多くの場合、この4つを実践することで楽に添い乳ができるようになります。
- 添い乳姿勢を見直す
- 乳腺をほぐしてから添い乳する
- 母乳に良い食べ物を食べる
- 赤ちゃんが落ち着ける環境で添い乳する
しかし、これらを実践しても、中には添い乳を嫌がる赤ちゃんもいます。
添い乳ができないからと落ち込むことはありません。ママと赤ちゃんに合った授乳スタイルを選び、寝るときは寝る。休むときはしっかり休む。赤ちゃんと触れあう。今しかない育児期間をどうか楽しんでくださいね。
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