今日の家庭学習は何をしたらいいか?と子どもに聞かれたこと、ありますよね。
毎日のことだし、同じことの繰り返しでは子どもも飽きてしまって…と、ネタ切れになってませんか?
ここでは「おすすめの家庭学習」をまとめてみました!
おすすめの家庭学習ネタ!
単語調べ
教科関係なく行うことができ、国語辞典を使う練習になるので低学年にもおすすめ!
例えば「チョコレート」など知っていても改めて調べてみることで新しい発見、興味へと繋がる可能性も!
チョコレートなんて調べなくても知ってるよー!
へ〜じゃ、なんで茶色なの?野菜なの?果物なの?日本で採れるの?
…調べて来ます
絵本の漢字変換
幼少期に読んでいたひらがなの絵本をノート上半分に書き出したり、文章部分をコピーしてノートへ貼ります。下半分には漢字を習った言葉が出てきたら漢字に変換して文章を書き直します。
学年によって漢字が増えていくので全学年におすすめ!
わ〜!この絵本、まだあったんだ!
君もだいぶ漢字を覚えたよね!この絵本、漢字に直してごらん?
あかいりんご…赤いりんご、だね!漢字直し、楽しい!
漢字しりとり
時計→計測…と言うように、2文字以上の漢字でしりとりをして頭のトレーニング!
たまには大人も参加して気分転換に♬
どれどれ…計測…測かぁ…
そーいえば、こないだ会社の健康診断の結果が出たんだけど…
それはまた後で聞きます
あいうえおカルタ
昔からある基本のカルタは読札がことわざですので、日本の言葉に触れることができます。
小さい頃は頭の文字や絵札、読みのリズムなどなんとなくイメージで覚えてますので、改めて意味を調べることで日本の文化を感じることもできます。
夏休みなどの自由研究にももってこいですよ!
お母さーん!この靴下、もー穴あいちゃったー!
えー?!先週、買ったばっかりなのに⁈
安物買いの銭失い…ってやつか。勉強になります!
レシート解析
レシートの情報から式を作り計算します。同じ物を2個買っていればかけ算が出てきますし、お釣りがあればひき算も出てきます。
実際に子どもに買い物をさせたレシートを使ったり、応用として文章問題を作るのもトレーニングになりますよ!
昨日のおつかいのレシートでやってごらん
マヨネーズとパンは1個ずつだから足し算だねっ
88円のお菓子×3、53円のお菓子×3、それと108円のお菓子は1個…
ん?あんた、自分に1つ余分にお菓子買ったね⁈
面積調べ
家にある物などを実際に計りノートにまとめ、最後は計算して面積を求めます。
面積は計算が増えるので難しいと感じ苦手と判断してしまう子も。
そんなときは、生活と結びつけることで興味が湧き得意に変えることもできますよ!
じゃーさっそく冷蔵庫の面積を!
…定規で測ってたら日が暮れそうだね
写真まとめ
例えば家族写真をノートに合わせたサイズにプリント、コピーなどして準備しておきます。
写真に写ってる人の紹介、場所の説明、思い出などを書き出し、他人にもわかるようにまとめてみます。
食べ物の写真なら簡単なレシピや発祥地、好きなキャラクターや動物についてまとめてみるのもいいですね。
まとめていく過程で家族にインタビューしてみたり、ネットで調べてみたりと調査力が身についたり、文書力もアップ!高学年におすすめです!
この写真、こざるが産まれたときの家族写真だね!
なんで家の前なの?
こざるが初めて家に来た記念に撮ったんだよ!
車の中でずっと泣いてたのに家に着いた途端、泣き止んだよな〜
真っ赤っかな顔して泣いてたんだよね!お猿みたいだな〜って見てたの覚えてるよ!
へ〜僕はさいしょ、お猿だったのか〜
ははは!
変化は必要?
「家庭学習とは」と聞かれたとき、どのように答えますか?
・苦手克服に繋げたい
・家での勉強時間を習慣付けたい
・子どもの得意不得意を知っておきたい
など…
それに応じて家庭学習にも変化をつけるべきかいなかを見定めてみましょう。
例えば、かけ算の三の段が特別苦手となったら、毎日必ず三の段をすることが大事になります。
しかし、単純な計算だけだと飽きてしまって逆効果となれば、文章問題にしてみるなどの変化は必要になってきます。
このように毎日の家庭学習に変化をつけるかどうかは、家庭学習に何を求めるかや子どもの家庭学習への意欲などで変わってきます。
こんな進め方はいかが?
曜日で内容を決めておく
月曜は日記、火曜は漢字、水曜はかけ算…というように、曜日で内容を決めてしまえば何をやろうか悩む時間を削減できますね!
その日の復習
印象に残った授業を自分なりにノートにまとめ直してみます。思い出しながら自分の言葉でまとめ直すことで、より印象に残り達成感を得ることもできます。
プリントを準備しておく
学校で配られたプリントや本屋さんなどで購入できるワークなどをコピーしておけば、すぐに取り掛かかれます。特に算数や高学年の都道府県を覚えるのに最適。
この記事で、おすすめのプリントやドリルなどの教材を紹介しています。
参考にしてみてくださいね。
継続は力なり
低学年のうちは楽しくやっていた家庭学習も、成長とともにめんどくさいと言い出すようになってきます。
この「めんどくさい」のひと言には
・難しい、理解できない
・同じような計算、漢字ばかりで嫌
・疲れていて気分がのらない
など、いろんな意味が隠れていたりします…
「めんどくさい」の意味を探し出し家庭学習をどのように進めていくかをアドバイス、フォローするのが私たちの役割ではないかと思います。
また、クラス替えや先生の変更などの環境の変化でも家庭学習への意欲にムラがでます。
どんなときに家庭学習に集中できなくなるのか…小学生のうちに子どもの癖などを把握しておくことも重要だと思います。
ご家庭での、お子さんとの勉強の関わり方の参考に!こちらの記事もおすすめです。
まとめ
- 何のための家庭学習なのか方向を定める
- 継続させるために大人がうまくフォローする
- 家庭学習と生活を関連させ興味を持たせる
子どもは与えられたことをこなす事で精一杯です。
そこに大人がちょっとしたアイディアを加えることで、見え方が変わったり楽しく取り組めたりします。
家庭学習問題に付き合う大人にも根気がいりますが、ほんの少しでも関わることで子どもの意欲は大きく変わります。
たまにはさぼってお互い息抜きしながら、小学生のうちに家庭学習をパターン化させ自分からすすんで時間をつくれるよう見守っていきましょう。
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