妊娠がわかってから受けとる母子手帳。何を記録しますか?
パラパラーッとめくってみると、何か色々書くところがあったり、難しいことがかいてあったりしますよね。
どうやって使ったらいいかな?そう思うママさんもいらっしゃるかと思います。
私は最初放置プレイ…で、健診とか、言われたときに持っていくだけって感じでした。でも、それじゃもったいない。
母子手帳、活用のすすめのお話をしたいと思います。
母子手帳に記録すること
母子手帳は、正式名称を「母子健康手帳」といいます。
その名の通り、ママと赤ちゃんの健康のためにある手帳。
妊娠中から、産後まで。
- ママの健康状態
- 胎児の発育状態
- 生まれたときの記録
- 予防接種の記録
- 子どもの成長の記録
これらを1冊にまとめて綴られたものです。
私は5児の母なので5冊持っています。最初に受け取った11年前のものと、1番最近受け取ったものとはデザインも中身も随分変わりました。
発行する自治体によっても違いがあるんですが、私はずっと同じ市内に住んでます。時代の移り変わりによっても違いがあるんですね。受けられる予防接種がかなーり増えたように思います。
妊娠、出産、そして産後と、ずーっとひとつの病院・お医者さんにかかるわけではありません。たくさんの医療機関にお世話になります。
健診や、予防接種の時には必ず持ってくるように言われます。
ママとお子さんの健康状態を把握しておくためにも必要不可欠ですよね。
母子手帳記入のススメ
予防接種や、身長体重、かかった伝染病、成長の記録などはもちろんですが、子どもへの思い、成長の過程で心に残ったことなんかを書いておくのをおすすめします。
私なんか、あんまり書き込みしてなくてスッカスカ。
えー。私の母子手帳、何も書いてないじゃーん!
ブーブー!
ブー!
ブー!
と、子どもたちからブーイングがあるかどうかはさておき。
なんか、若い頃は思い出なんて必要ない!大切なのは今!今を大切にしなきゃ!なんて信念に偏っていまして。まぁそれはそれで分かんなくはないんですけど、ちょっとひねくれてたというか(笑)
子どもの写真とかもあんまり撮ってないし、それこそ細かく記録なんてしてなかったんですよね。
でも、
もっとしっかり母子手帳に書き留めておけば良かった!
と後から思いました。
なんでかっていうと、保育園に入園するとき提出する書類の中に、児童票っていうのがあるんです。
これって園の先生が、子どもの発達・発育の過程とか、普段の様子を把握しとくために出すやつなんですよね。
それに、いつ首が座ったとか、おすわりしたとか歩き出したとか書く欄があるんです。
書いてなかったとこは、
えーっと?どうだっけ?まぁいっか。多分7ヶ月?
記憶を捻り出して、でも5人居るから誰かと誰かはごっちゃになってるかもしれません。
結局適当に書いてしまいました。
それから、子どもが10歳になった時。
20歳の半分ってことで、「1/2成人式」ってのをしたんです。学校によりけりですが、うちの長女の時は親を招いて1/2成人のお祝いがありました。
式の内容もこれまた学校によりけりなんですが、準備をするときに、母子手帳を見せてもらうっていう宿題が出るところがあるそうです。
私のいとこがそんな風に言っていました。
生まれた時はどうだったとか、じぶんの成長の記録とか、赤ちゃんの時の思い出話とか、そういうのを調べましょうみたいな。
いとこは母子手帳に何も書き留めてなかったのでめっちゃ焦ったらしいんです。一生懸命記憶を辿って、何とか書いた、疲れた~。と言っていました。
母子手帳の成長記録のページに、生後1ヶ月、3ヶ月、半年、8ヶ月、1歳、あとは1年ごとでしょうか。節目節目に、いつ○○が出来るようになった?とか書くところがあります。
このへんの記入欄を埋めるくらいはしておいた方が後々楽なんじゃないかなって思います。
5人目出産で気づいたこと
また、繰り返しになりますが母子手帳はママと子どもの成長の記録です。
私は、5人目の時に思い立って、妊娠中の気持ちとか、出産・子育て中の子どもへの思いをたくさん書いておくことにしました。
ちょっと後々読んでみたら恥ずかしくって鳥肌ものかもしれませんが(笑)
もし出来たら、子どもが巣立つときにアルバムと一緒に渡したいなって思ってます。
上の子達もできる限り記憶を辿って、心に残ったこととか書いて、空欄を埋めときたいと思います。今更ですがね。
子どもが大きくなってくると、大好きだよって口にする機会も減ってしまいがちです。
長女はハグしたり手を繋ぐとまだ応えてくれます。でも長男とか、今小学校1年生でまだまだ甘えっ子ですが、そのうち「うざー」って言われそうな気がして。
とってもとっても大切なこと、私自身も忘れないようにしたい。
そして、子どもにも伝えたいです。あなたがどれだけ愛される存在だということか。
というわけで、気持ち悪いけど、5人目の母子手帳はこんな感じで書いてます。
私自身も、結婚して子どもを生んでから自分の母子手帳を見つけました。もうその時には私の母親は亡くなってたのでいませんでした。で、私の母もたいして記入してなかったんですけど(笑)、妊婦健診の記録とか見て、へぇー、こんな感じだったんだあ。とか思ったりして、ほっこりしました。大切にとってあります。
母子手帳は、いつどこでもらえる?
妊娠がわかって産婦人科を受診すると、母子手帳の受け取りの案内をもらいます。
私は妊娠10~12週くらいの時だったでしょうか。
ママの住民票がある自治体の保健センターの窓口で受け取りの手続きをします。
この母子手帳を受けとる時が嬉しくて嬉しくて。
私、2回けい留流産を経験してて、けい留流産っていうのはいわゆる妊娠のごくごく初期の流産です。流産は安定期前が1番多いんです。
なので、母子手帳を受け取った瞬間っていうのが、ひとつ山を越えたみたいな感じで、良かったー。ってほっとしたような。つわりも胎動も感じない時、赤ちゃんの存在を手にとって感じた気がしました。まだ生まれてないのに、大げさにも感動してしまうんです。
受け取りには印鑑と、身分証明証が必要です。
母子手帳についての説明を受けたり、妊娠生活中の注意事項などの話があったり、パンフレットやオムツの試供品などのおみやげをいっぱいもらいました。手続きに2、30分くらいかかったと思います。
母子手帳ケースで使いやすく
妊娠中は、母子手帳は産婦人科の診察券やママの保険証とセットで使うことが多いです。
そして、産後は予防接種の受診票・お薬ノート・子どもの保険証・小児科などの診察券などと一緒に使う機会が多くなります。
必要な時にさっと取り出せるよう、使いやすい母子手帳ケースに収納しておくと便利ですね。
また、お店やオンラインショッピングを探すと使いやすいだけじゃなく可愛い母子手帳ケースもたっくさんあります。
ウキウキするような、お好みの母子手帳を探すのも楽しみですね。
赤ちゃんを思いながら、女の子だから花柄のめっちゃ可愛いやつにしようかなーとか、男の子だからブルーのシンプルなやつにしようかな、とか選ぶのも楽しいですよ。
母子手帳は再発行も出来ます!
私も、うっかり長女に落書きされたり、表紙をビリビリーってされたりしてしまいました。
使えないくらい破損したり、万が一なくしてしまったときは再発行もできます。
保健センターにたずねてみましょう。
ネットの掲示板で見てみると、生まれたときにもらう出生証明証の欄は記入してもらえないそうですが、健診を受けた医療機関に記録が残っていれば、身長体重などの記録はしてもらえるそうです。
ちょっと安心ですね。でも、大事なものですから、なくさないように気をつけましょう。
まとめ
母子手帳は、母と子の成長の記録です。
めんどくさいなーって思いますが、記入欄を埋めるくらいはしておいた方が後々楽ですよ。私も書いておいた方がいいなって思いました。
妊婦健診、乳児・幼児健診の機会に見直してみるといいかもしれません。
大切に使ってくださいね。
コメント