「自閉症・ADHDの友だち」を読んだ感想

凸凹happyfamily
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引用:絵本ナビ

著者:成沢真介 出版社:文研出版
A5版 152ページ

特別支援学校の先生が書かれた本です。

近年、発達障害と診断を受ける子が増えてきたように思います。
そういう私も、発達障害について知りたいと思っているひとり。
身近に、自閉症・ADHDのお友達がいたら?そんな子に向けられたメッセージが詰まっています。
児童向けに、とてもわかりやすい言葉で綴られていますが、大人の方にもぜひ読んで欲しい一冊。
自閉症の明くん、ADHDの健二くん(仮名)の学校での様子や、やり取りが日記のように綴られていて、こんな特性があるんだなぁ。先生は、こんなふうに接しているんだなぁ。と、とても参考になります。
言葉で伝えることが難しい子には、絵やカードを利用して、目で見て分かるように伝えること。
もちろん、ひとりひとり特性や、その特性の濃度も違うでしょう。

でも、一例として、とっても分かりやすく、素麺のようにするするーっと作者のメッセージが入ってきました。素麺美味しいですよね。関係ないけど。
子どもたちを思う作者さんの気持ちも伝わるあたたかい本です。美味しいにゅうめんを食べたときのような気持ちになりました。
「みなさんも、それぞれ、跳び箱がとべなかかったり、算数が苦手だったりするでしょう。それも「障がい」のひとつです。彼らが苦手とするところ、困っていることに心を寄せてほしいのです。」
という内容の言葉が印象的でした。
発達「障害」って、その名前にも何か違和感を感じるなぁって思ってた私にとって、これまたトコロテンのようにつるつるっと入ってきました。

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まずは、知ること。
子どもにも大人にも読んで欲しいおすすめの一冊です。

 

この記事を書いた人

凸凹kidsのシングルマザー。保育士1年生。イロトリドリの子ども6人(通信高1年・pansexual・ADHD・ASD17歳長女|場面緘黙・吃音中3次女|多動・感覚過敏中1長男|繊細なお調子者小4三女|ASD・多動・支援級1年次男|ASD・多動・軽度知的・療育に通う年中三男)

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