お年玉の相場って、どのくらいなんでしょうか。
子どもたちが楽しみにしているお年玉。
私自身も、子どもの頃はお正月といえば、お年玉がもらえる~。とワクワクしていた記憶があります。
でも、あげる立場になった今ではお年玉は大変な行事。
親戚が集まるこの時期。あの子には、いくら渡せばいいんだろう?と気を使いますよね。年齢別に相場を調べてみました。
【お年玉の相場】年齢別はこうなってる!
少子化。なんて言われていますが、私自身は5児の母をさせてもらっています。
おまけに、長男の嫁。夫の両親と同居。お正月にはいとこ同士だけで総勢10名、それに加えて親戚の子数名が我が家に集まります。
お年玉で大出費やでー!!
まあ、うちの子が1番人数多いんだけどね。
なので、親同士であらかじめ「お互いにこの金額を渡そう」と口裏を合わせておきます。
人数が多いので、ひとりあたりのお年玉の金額は相場よりも低いです。逆に、お子さんの人数が少ないところだと、ひとりあたりの金額があがる傾向にあるようです。
そういえば、わたしはもっともらってたな~。子どもたちにはナイショ。まあ、もらえる人も少なかったけど。遠くに住んでるおじいちゃんおばあちゃんくらいだった。わざわざ、郵送で届けてくれることもあったな。
0歳~小学校入学前の相場
生まれたばかりの赤ちゃんだと、お年玉がなんたるかもわかりません。なので、「まだあげない」という選択をする方も多くいらっしゃいます。
まあ、このくらいの年齢だと100%親に渡りますよね。
うちは小学校高学年の長女もまずは親にスライドさせますが。それから使い道を子どもと決めます。どれくらい使って、どれくらい貯金するとかですね。
2歳くらいになって、「お金」というのが分かると、お年玉を喜ぶようになるでしょう。
そうすると、紙幣より硬貨の方が、小さな子にとっては「お金」という感じがして嬉しいものです。
わーい!あのお菓子が買える~!ガチャガチャができる~!
三女はガチャガチャをしていいと言うと、ぴょんぴょん跳びはねて喜びます。それくらい、彼女にとって100円玉は価値のあるもの。
お金じゃなくて、洋服やお菓子、おもちゃなど、子どもが喜びそうなものをお年玉として手渡す。という意見も多く見られました。
小学校低学年(1~3年)の相場
「お年玉で欲しいもの」が具体的に出てくるお年頃ですね。
かといって、始めから大きな金額を渡してしまうと後々も大変になります。
あれー?このおじさんからのお年玉、去年より減っちゃった!
なんて。そんな風に思われちゃうとなんか気まずいですよね。
お孫さんがひとりとかふたりのおじいちゃんおばあちゃんで、余裕があるなら、その点はあまり深く考えなくてもいいのかもしれませんね。
実際、私は遠くに住んでたおばあちゃんから5000円とか10000円もらってたなぁ…。小学生から、おとなになるまでずーっと。
いいなー!そうすると、おばあちゃんはいっぱいくれる人ってインプットされちゃうよね(笑)
お年玉で、可愛い・格好いい文具を買ったり、普段のおこづかいでは手の届かないものを手に入れたいと考える子が多いようです。
かたや、自分の口座に貯金!というしっかりさんもいらっしゃいますね。
小学校高学年(4~6年)の相場
おこづかいを自分で管理したり、頻繁に友達と遊ぶようになる頃かと思います。
ネット上で、お年玉の目安として、学年×1000÷2円という計算式を見受けました。
そうすると、6年生では3000円、5年生で2500円、4年生で2000円ということになりますね。
お子さんからしたら500円ずつ段階的に増えていく楽しみがあっていいかもしれません。
でも、うちは渡す子どもの人数が多くて把握しづらいので、小学生までは一律1000円です(笑)。
中学生の相場
中学生ともなると、行動範囲や友達関係も広がり、欲しいものもだんだん高額になってくる頃ですね。
日本では昔から「4」が縁起の悪い数字と考えられているので、4000円は避けるのが無難でしょう。
高校生の相場
高校生に関しては、5000円か10000円の2択という方が多いようです。
また、自分でアルバイトをしておこづかいを稼いでいる子には、「お年玉を渡さない」選択をする方もおられました。
「働いて収入を得出したらお年玉の打ち止め」と考えてる方が多いようですね。
大学生の相場
そういう時はありがたく頂戴したいよね(笑)
いつまでも子どもじゃないよ~って言いたい気持ちもあるけどね。
【お年玉の相場】親戚?友達?どこまであげる?
年末年始のお休み中、久しぶりのお友達に会う、という機会も増えますね。
お友達のお子さんには、お年玉を渡した方がいいのでしょうか。
これは、お互いに気遣いや負担をかけないように、「お年玉は親戚の子まで」と決めている方が多いようです。私もそうですね。
もともと、「お年玉」は、神様へのお供えものであるお餅のお裾分けから始まった慣わしです。
親しいお友達の子にどうしてもあげたい!というときは、お菓子の包みなど、気持ちの負担にならないようにするのがいいかもしれませんね。
また、お年玉は目上の人から目下の人に渡すものなので、上司のお子さんに渡すのはマナー違反になります。
【お年玉の相場】親に事前に相談が間違いない
相場を調べて渡してみたけど、他の親戚に比べて少なすぎた…、逆に、多すぎる場合でも、相手を困らせることになってしまいます。
ほとんどのご家庭で、「誰からいくらもらったか」親が把握するもの。
今後のことを考えても、お年玉の金額は気を使いますね。
そういう時は、思いきって「いくら渡したらいいかな?」と親御さんに相談した方が楽です。
うちは、旦那の兄妹間、つまり子どもたちからしたら、いとこ同士のお年玉一律金額を決めています。
他の親戚の子に渡すときも、旦那の兄妹からのお年玉は皆同じ額です。相場と比べると少ないので、「ごめんね、少しだけど」と一言添えることになりますが、そうやって口裏合わせ(笑)をしておいた方がストレスもないし、兄妹格差も生まれません。
あ、でも、独身のしっかり者の義弟からはちょっと多めにもらってます。
いつもありがとう。
子どもも楽しいお年玉の入れ方
ただ渡すだけじゃなくて、ちょっと一工夫すると、ワクワクも倍増しますね。
その前に、基本のお年玉の包み方を押さえておきましょう。
- 新札を用意する。
正直、私はあんまり気にしてません(笑)。全部新札を揃えるのは大変です。まあ、しわしわぐちゃぐちゃのお札じゃなくて、できるだけきれいなお札、または硬貨を選ぶ。ってくらいです。
- 開いたときにお札の表(肖像画)が上を向くようにする。
硬貨だったら表がぽち袋の表紙側になるように。
大抵、ポチ袋にお年玉をいれると思います。そうするとお札を折り畳みますよね。まず肖像画側を上にして、右から左に三つ折りします。
知り合いから聞いた話ですが、お金のお年玉を渡さない、ということにした小さなお子さんにはポチ袋に鈴を入れて渡すそうです。
袋からリンリンと音が鳴るし、お子さんにとって「自分のもの」があるのって嬉しいもの。
お兄ちゃんお姉ちゃんと同じように「自分のお年玉」を受けとるので喜ばれそうですよね。
私も真似したい!と思ったよ。
また、別の知り合いから聞いた話ですが、ポチ袋にお金と一緒に、お札のサイズに切った新聞紙を入れるそうです。
ポチ袋をパンパンにして、あたかもいっぱい入ってるかのように見せかける!
いつも使う手なので、バレバレだそうですが(笑)。この手は、冗談の通じる相手に使いましょうね。
ひょっこりはんでいうところの「はい、ひょっこりはん」みたいなお決まりのパターンって感じですね。仲の良い楽しそうなお正月が目に浮かびました。
まとめ
おめでたいお正月です。できるならお年玉の金額で迷ったりしたくないですよね。
年齢別にお年玉の相場を見てみました。
- 0歳~入学前は「0円~500円」
- 小学1年生~3年生は「1000円~2000円」
- 小学4年生~6年生は「2000円~3000円」
- 中学生は「3000円~5000円」
- 高校生は「5000円~10000円」
- 大学生は「あげない、もしくは10000円」
けれど、あくまで相場です。
それぞれのご家庭によっても違うので、お年玉を渡すお子さんの親に「お年玉をあげたいんだけど、いくらがいいかな??」などと、リサーチするのが1番間違いがないでしょう。参考にしてくださいね。
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