育児ストレスも相談できる。子育て支援センターとは?

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育児中って、なにかとストレスが溜まりますよね。

自由奔放な赤ちゃん、自己主張の激しいイヤイヤ期、子どもが言うことを聞いてくれない、1日が思うように進まない、自分の時間がない…など。あげたらきりがありません。

子どもと一対一でずっと過ごしていると、行き詰まってしまうこともります。

そんな時は、子育て支援センターに出掛けてみませんか。育児ストレスの相談もできますし、気分転換にもなりますよ。

 

子育て支援センターってどんなところ?育児ストレスも相談できる?

子育て支援センターというのは、主に自治体が運営していて、小学校に入学する前の乳幼児の遊び場を提供してくれるところです。

保育士さんや保健士さんなど、育児についての相談にのってくれるスタッフが常駐しています。

こんな風に説明すると、

あーさん
あーさん

ん?お役所みたいなところ?

なんて想像してしまいますよね。

でも、そうではありません。

私が住んでいるところを例にあげると、滑り台やボールプールなど、おもちゃがあって、気軽に子どもたちを遊ばせられる場所です。

(ここは、基本的に乳幼児対象ですが、付き添いの家族なら小学生以上もOKなところ)

あーさん
あーさん

2、3年前に、新しい場所に移転したんだよね。廃業になった旅館を改装して、広くて新しい遊具がたくさんあるから、子どもたちも喜んで行ってるよ~。

そこに、育児の相談ができるスタッフが在中しているという感じです。

  • 子どもの発育・成長について気になること
  • 離乳食・食事について
  • 保育園・幼稚園の情報提供

などなど。

こんなことを相談できます。

また、子育て中のママさんとお子さんが参加しやすいように、様々な催しも行われます。

例えば

  • 育児についての相談会・講演会
  • リトミック
  • ベビーマッサージ
  • 工作遊び
  • 料理教室
  • 紙芝居

などなど。

お住まいの地域によって違いますが、だいたいこんな感じです。

自治体の情報誌や、「子育てセンター 市町村名」で検索すると、どんなことをしているのか分かりますよ。調べてみてくださいね。

 

子育て支援センターって、行きづらい?余計にストレスたまらない?

あーさん
あーさん

なんか、ママ友との派閥やごちゃごちゃがあったりしない?

あーさん
あーさん

気を遣って、疲れそう…

なんて気にしてはいませんか?

私の感想ですが、全然、そんなことはないです。

家にはない遊び道具もあるし、家とは違って広いし、子どもをのびのびと遊ばせられる場所です。

家だと、

あーさん
あーさん

静かにしなさーい!

あーさん
あーさん

こらー、そこは開けて出しちゃだめー!

なんて、いちいち注意しなきゃいけないことも多いし、

あーさん
あーさん

何して遊ぼうかな~。

って、マンネリになっちゃったりするんですよね。

私なんて、あまりおしゃべりは得意じゃないし、ママ友も無理に作らなくていいよねって思ってるんですが、子育て支援センターに行くと、とても気晴らしになります。

近隣の市の子育て支援センターに出かけることもあります。

あーさん
あーさん

いつも行っているところと設備や遊具が違って、子どもたちのお気に入りでもあるんだよね。

同じくらいの月齢の子がいたり、少し上の子がいたりして、一緒に遊んでいるうちに、なんとなく仲良くなったり、新しい出会いや発見があることもあります。

また、お子さんも子育て支援センターで遊ぶうちに、順番待ち・おもちゃの「貸して」「どうぞ」を自然に覚えることができますよね。

入園前の、集団の中でのマナーやルールを学べる場とも言えそうです。

あーさん
あーさん

もう少し大きくなったら、あんな遊び方するようになるのかな~。

あーさん
あーさん

あそこのお姉ちゃん素敵だな~。あんな風に妹弟と遊べるといいな~。

なんて、参考になることも多いです。

それに、行ってみて、うちには合わないなと思ったら帰ったらいいんです。

まずは、足を運んでみてくださいね。

先日、子育て支援センターの催しで「中学校子育てサロン」っていうのが近くの中学校で行われたので、次男のこいぬくんと参加してきました。その時の様子や気づきをレポートさせていただきますね。

 

育児支援センター主催の中学校子育てサロンに行ってみた

中学校子育てサロンの存在は知っていたけど、参加するのは初めて…。

三女が通うこども園で案内をもらいました。ちょうど次男がこの子育てサロンの趣旨にぴったりの月齢だし、私の育休中で参加しやすいってこともあって是非にとお誘いを受けたんです。

中学生といえば多感な時期。

サロンに参加してくれるのは3年生の子達ということでしたが、自分が中3の時なんて、そりゃもう、色ーんなことに興味関心があって、恋愛・友達・コンプレックス・受験などなど。色んなことに傷ついたり喜んだり。とにかく感情の振れ幅が大きくて刺々してた気がします。

中学校の子育てサロンて何ぞや?という方もいるかもなのでざっくり説明させていただきますね。中学生のお兄さんお姉さんと乳幼児のちびっ子たちと、一緒にふれあって遊びましょーって試みです(ざっくりしすぎかな)

そんなことを思い出しながらドキドキ、ワクワクして向かった中学校。

中3っていったら、早い子だったら赤ちゃんが出来る行為を経験済みって子だっていますよね。

命について考えさせられる、そーんな深い学びの意味も含んでいるんじゃないかって思います。

 

中学校子育てサロン:会場は中学校

ちびっ子親子は私たちを入れて5~7組くらいだったでしょうか。生後3ヶ月の赤ちゃんから、運動会の代休の小学生。それに中学生が30人くらい。

会場は、小5の長女が2年後にはセーラー服を着て通う予定の中学校です。被服室をまるまるひと部屋お借りしての実施でした。

支援センターから持ってきたウレタンマットを敷き詰めて、室内遊具やおもちゃをスタンバイ。

奥のマネキンや布などをしまっておく倉庫みたいな部屋が授乳室に。

ちびっ子が頭をぶつけた時危なくないように、ロッカーや棚には梱包材のプチプチを貼り付けてあって、なるほどーと思って見ていました。

2階の被服室へ向かう階段や廊下、部屋の壁にはちびっ子大好きキャラクターの絵が貼ってあり、中学校の一画がまるで保育園に変身したみたい。

 

中学校子育てサロン:タイムテーブル

具体的にどんなことをするのかっていうと、スケジュールはこんな感じ。

  1. 生徒入室
  2. 支援センタースタッフ、学校の先生からの挨拶
  3. グループ活動
    1. みんなで手遊び
    2. 自己紹介
    3. 中学生からの質問タイム
    4. 親からの質問タイム
  4. 全体活動
    • 自由に遊ぶ
    • オムツ替えなどお世話体験
    • 重りの入った妊婦ジャケットで妊婦体験
  5. 閉会
    1. おもちゃ片付け
    2. お礼の言葉
    3. 記念撮影
  6. お見送り

 

中学校子育てサロン:笑顔いっぱい!

ハッピーオーラに包まれた時間でした。

中学生はみんな優しく接してくれて、かつての私みたいに刺々した子は見当たりませんでした。(表向き隠してるだけかもだけど 笑)

中学生のお兄さんお姉さんの様子

質問タイムの時、恥ずかしいのかうつ向いてる子はいたけど、私が聞いたことにはちゃんと答えてくれました。

これから受験に進学、就職…。大人の世界に片足突っ込んでいくことになる子どもたち。色々大変な時期だよね。

「1番好きなことは何ですか?」っていう私の質問に、みんなはっきりと自分の趣味と「友達と過ごす時間」を答えてくれたのが印象的でした。

その答えにちょっと安心を感じた私。我が子も、このお兄さんお姉さんたちみたいに優しくて、自分の好きなことをちゃんと持ってて、友達を大事に出来る子になって欲しいと願います。

あと、ほんと、みんな、子いぬたちと「可愛い~」「可愛い~」って穏やかな顔で遊んでくれて、私も癒されました!

片付けの時に聞こえた「ああ…、現実に戻される」っていう男子中学生の呟き。楽しんでくれたんだなぁっていうのを感じて、嬉しかったです。

そういえばウレタン積み木を高ーく積み上げて「教頭先生の身長くらい!」って、はしゃいでる中学生もいたなー。

大きなおっぱいとお腹の妊婦ジャケット着てわいわい盛り上がってる男子とか。

中学生も本気で遊んでくれてるような気がしました。それに比べると私の中学生時代って…ほんとささくれてたなー(苦笑)。

私が癒されたよ、ほんと。

我が子、子いぬくんの様子

生後9ヶ月、うちの子いぬくんスキルはこんな感じ。

  • あまり人見知りはしない
  • ハイハイマスター
  • つかまり立ち
  • つたい歩き
  • 何でも口に入れる
  • 拍手する
  • イヤイヤ首振り
  • 叩いて音を鳴らすのが好き
  • 転がるものを追いかけるのが好き

ちょうどボールが手元にあって、会が始まってからずーっとハイハイで追いかけ回していました。

【こんな感じ!】

最初は初めての場所でたくさんのお兄さんお姉さんに囲まれて、キョトーンとした表情でした。でもみんなが優しく笑顔で接してくれて、安心して自由に遊んでいたって感じです。

閉会の頃には寝ぐずりしだして、帰りの車に乗ったら「余は満足じゃ」とばかりに即寝落ち。

午後の家事が楽で助かりました(笑)。

 

中学校子育てサロン:中学生の鋭い質問にドッキドキ!

グループ交流の時に、中学生・ちびっ子親子お互いの質問タイムが設けられていたんですが…、中学生から、中々鋭い質問が飛び出してきてヒヤヒヤしました。

私はもちろん、質疑応答についてはなーんも用意していなかったし、考え考え、噛み噛みで受け答えでした。いまいちな返答ばっかりで中学生には申し訳なかったです。

「子どもに対する言葉遣いで、気をつけていることはありますか?」
この質問は…私、ほんと立派な返答が出来なくて、申し訳ない(笑)。
「まさに今、三女が『バカ』とかあんまり言ってほしくない言葉をバンバン使うので…。あまり説得力はないんですが。子どもに使ってほしくない言葉は、自分も言わないようにしています。」
「子どもを注意するとき、叱るときに気をつけていることはありますか?」
これもドキッとする質問でした(笑)。
「私、よく感情的になってカッとなってきつく怒ったりするので…、あとで『さっきは言い過ぎた、ごめんね』って抱き締めたり、フォローしています。でも、優しく言っても聞かないときもあるし、絶対にこれはダメって思うこと、例えば、危ないことや人を傷つけるとき。そんな時は絶対にダメっていうのが伝わるようにきつく言うようにはしてます」
私、あんまり偉そうなこといえません。
「妊娠中、旦那さんにして欲しいことってなんですか?」
男子からの質問!この質問が飛び出してくる男子は、きっと将来素敵なイクメンになってくれると思います。うちの旦那に爪の垢を煎じて飲ませたい。
「私の主人はほんとなーんもしないので、食べたあとのお皿は下げて欲しいとか、言い出したらキリがないんですが…。ひとつあげるなら、マッサージして欲しい。かな。ほんと体がキツいんで、労る気持ちをもって欲しいって思います。」
この質問をくれた男子が、素敵なイクメンになってくれることを期待します!
それから、女の子がくれた質問。
「子どもがいて、良かったなぁって思うことはなんですか?」
この質問、私が待ってましたー!とばかりに熱弁しちゃったので…。
「いつもです!とにかく、我が子は本当に可愛いので、産まれてくれてよかったなぁと思います。」
質問をくれた女の子が照れ笑いしてたのが印象的でした。ていうか、ちょっと引いていたかもしれない。
でもとにかく、自分もそうやって愛されているんだ!ということを伝えたかったです。
おばさん熱弁しすぎました。ごめんね。
閉会の時のちびっ子親子の挨拶で「小さい子が苦手って子も、自分の子どもがうまれるとまた違ってくるし、また自分の子を連れてこんな子育てサロンに参加して欲しいと思います」って言ってくれたお母さん。その言葉にこのサロンの意義がぎゅっと詰まってる気がしました。
中学生代表の挨拶で「めちゃくちゃ子どもが可愛くて、将来自分も結婚して子どもが欲しいと思いました」と言ってくれた男子がいて、すごくおばさん嬉しかったです。
ハッピーな命のリレーが続いて欲しいと思います。

まとめ

子育て支援センターは、気軽に遊びに行けて、育児の疑問や不安、ストレスなどを相談できる場でもあります。

うちの子たちは、住んでいるところの子育て支援センターも、隣の市の子育て支援センターも、お気に入りの遊び場のひとつになっています。

また、ためになる催しも時々行われます。

私今回、「中学校子育てサロン」に参加してみました。初めてでドキドキワクワクしながら向かいましたが、みんなが笑顔で過ごせて、とっても楽しい時間でした。

また行けたら行きたいなーと思います。ハッピーな命のリレーが続いていきますように。と願いを感じたひとときでした。

ぜひ、お近くの子育て支援センターに足を運んでほしいなって思います。

 

この記事を書いた人

凸凹kidsのシングルマザー。保育士1年生。イロトリドリの子ども6人(通信高1年・pansexual・ADHD・ASD17歳長女|場面緘黙・吃音中3次女|多動・感覚過敏中1長男|繊細なお調子者小4三女|ASD・多動・支援級1年次男|ASD・多動・軽度知的・療育に通う年中三男)

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コメント

  1. happytrip* より:

    中学校でこのような取り組みが行われているのは素晴らしいですね!
    私も小学生の時にクラスメイトのお母さんが妊婦さんで、特別教室してもらったことを思い出しました♪
    ハッピーな命のリレー繋げていきたいですね^^
    これからも、あーさんさん(で良いのかな?笑)の記事を楽しみにしていますね*

    • あーさん より:

      こんにちは。この度は、ご訪問いただき、コメントまで本当にありがとうございます!
      クラスメイトのお母さんから特別授業。それもまた素敵ですね~。きっと、暖かい授業だったんじゃないかと思います。
      中学校子育てサロンは初めての参加でしたが、行ってみてほんと素晴らしい取り組みだなっていうのを肌で感じました。
      あーさんでいいですよ!「あーさんさん」は呼びにくいかと(笑)「ちょっとそこのお母さん!」みたいな感じで軽く呼んでくれるとうれしいです。もともと次女の「お母さん」がなまったものなので(^^)
      ほっこりできて楽しく役立つ記事を目指していきます。これからも、当サイトをよろしくお願いします。