毎日のお弁当作り、大変ですよね。ただでさえやることが多くてバタバタと忙しい朝。できるなら面倒なことはしたくありません。うちも、小学生・園児・未就園児あわせて5人の子どもがいるので朝は支度に大忙しです。ですから、仕事に送り出す旦那にはいつも手抜き弁当。10分前後で用意をします。
我が家の時短弁当レシピ!
では、恥ずかしながら我が家の手抜きっぷりを公開させていただきます。だいたいいつも決まった手順がありまして…。
- おかずカップスタンバイ
- 冷凍食品をレンジでチン(1~2品)。夕食の残りで使えそうなのがあったらこの時一緒にチン。
- 卵焼きを焼く(ちゃんと卵焼き器で焼く時もあるし、汚すのがめんどくさい時は普通のフライパンで焼く時もある。それでも巻いていけばなんとなく形になります)
- 練り物(魚肉ソーセージや、ちくわや野菜入り天ぷら)を焼く
- そのまま同じフライパンで、肉系のおかずを焼く
レシピって言えるほどのものじゃないですね(笑)これでほぼ10分で出来上がります。
毎日の手抜き弁当の写真と、ちょっとした日常のつぶやきをインスタで更新してるので良かったら見てみてください~。毎日同じような弁当です。笑ってやってください!
これだけだとあんまり手抜き感バリバリなので、我が家の旦那の好きなおかずレシピも紹介します。
1.唐揚げ
鉄板の唐揚げ!前日の夕食が唐揚げだったら、少し多めに下味つけといて朝揚げるだけにする時もありますし、朝チャチャっと味付けして揚げ焼きするときもあります。
でも、前日から仕込んである方がやっぱり美味しいですよね~。唐揚げは旦那も子どもも好き。揚げていく側からなくなります。
私の基本のレシピは…
- 鶏もも切り身1枚(だいたい300g)に対して、だいたい塩小さじ8分の1、砂糖小さじ3分の1くらい、コショウ少々、しょうがチューブ2cmくらい、にんにく1cmくらい、薄口しょうゆ・みりん小さじ2分の1くらい揉み込む
- 衣は片栗粉と小麦粉ちょうど半々。1:1くらいで。
- 揚げるor揚げ焼き
こんな感じです!雑ですみません。だから毎日同じ味!ってならないこともあるけど、文句言わずに食べてくれてます。
2.鶏むね肉のピカタ
- 皮を除いた鶏むね肉切り身1枚(だいたい300g)を一口大のそぎ切りにします。
- むね肉をちょっと大きめのボールに入れます。塩だいたい小さじ8分の1、砂糖だいたい小さじ3分の1揉み込みます。
- そのまま、ボールに小麦粉をまぶしてお肉にだいたいまんべんなくつくくらいにします。
- ボールに卵中玉1個割り入れて、混ぜます。卵が足りなかったらマヨネーズ追加。
- 小麦粉と卵をまとわせたお肉をフライパンで焼きます。
3.肉焼くだけ
鶏肉か豚肉に、塩コショウしてただ焼くだけ。はい、完了!
超シンプルですが、私の旦那にとってはこれが1番いいんですよね。一応、柔らかさキープとコーティングのために小麦粉まぶしたり、しなかったり…。
10分でおかず作り完了の理由
どうやって10分以内でお弁当を用意しているのか、恥ずかしながら、私の手抜きっぷりを紹介します。
我が家がお世話になっている冷凍食品
かなり冷凍食品の力を借りています。冷凍食品がなかったら、私はこんな短時間で弁当の用意は出来ません。冷凍食品様々です。
たかが冷凍食品、されど冷凍食品。自然解凍で、お弁当箱にポイッと詰めるだけでお昼にはいい感じに食べ頃になるものもあるからありがたいですよね。そしてなかなかおいしいんです。
我が家はお気に入りがあって、旦那が好きなもの、それから、私がこれは!と認めたもの、決まった商品だけを使っています。
- ケイエス食品 鶏つくね串
旦那と、子どもたちが美味しい!と言った商品です。発泡酒のおつまみにもいいそうですよ。子どもたちは、
パパがいつも食べてるあのお団子、食べたい!
と言っておねだりします。
夏休み中は子どもたちのお弁当のおかずとしても、しょっちゅうお世話になりました。
- AJINOMOTO プリっとエビシューマイ
これも美味しいですよね~。私の旦那は、好き嫌いが多くて、ほぼ肉しか食べません。野菜と魚はほとんど拒否。なので、どうしてもおかずが濃いものになってしまいます。
旦那が食べる数少ない魚介類の中のひとつが海老。そしてどっちかというとあっさり食べられる味。見た目も白にピンクの海老がちょこんと乗っていて可愛い。ということで、味と彩りのバランスを取るために、毎日のように入れています。
- AJINOMOTO えびとひじきのふんわり揚げ
自然解凍OK!ということで、しょっちゅうお世話になっています。気温の高い季節には、お弁当箱の温度を下げてくれるのにも、少し貢献してくれてるかも…と思ってます。
こんな風に、細かく混ざってある野菜なら旦那も食べるんですよね。ハンバーグやつくね、凝視のみじん切り野菜とか。ほんとーに、子どもかっ!!って毎回突っ込みたくなりますが。
- AJINOMOTO いかと里芋のふんわり揚げ
AJINOMOTO率高いですね(笑)こうしてみると、うちはAJINOMOTOにお世話になってるんだな~と思います。しかも、上の商品と同じ感じのおかずっていうか、兄弟って感じですね。
あ、なんか目新しいないのある~って買ってみたら、子どもたちがとても気に入りました。
あれ、たこ焼きみたいで美味しい
って言います。烏賊とピリッとした生姜のアクセントが、たこと紅生姜に似ているのかもしれませんね。
カット野菜にも頼る
切る手間が省ける、カット野菜にもお世話になっています。特売でまとめ買いしておいて、時間があるときに切っておいて冷蔵・冷凍しておくのもいいですし、加熱するだけ!ってパックになっているカット野菜もありますよね。
ベーコン・玉ねぎ・コーンとじゃがいもがセットになってて、バターで炒めて塩コショウするだけで1品になるやつとか、あと私の旦那は食べないですけど、ほうれん草とコーンとベーコンがセットになってるのは、子どもの夏休み中のお弁当でよく使いました。
練り物も万能選手
練り物も一応魚介類かな…ということで、旦那が食べるのでよく使います。
魚肉ソーセージなんて、色も可愛いし、調理も簡単で使い回しができるのでありがたいです!隙間埋めにもいいですね。
- 切って焼くだけ
- 卵焼きで巻く
- ちょっと切れ込み入れて花びら風に
- ベーコンで巻いてコクアップ
という使い方を、うちではやります。
それから、ちくわ。
- 切って焼くだけ
- マヨネーズを穴に絞る
- チーズ詰めて焼く
- 魚肉ソーセージ細長く切って穴に差す(練り物×練り物のコラボ!)
4通りだけでもバリエーションあるので助かります。
魚ロッケ。
すり身にパン粉つけて揚げてるやつです。これは、ご当地商品になるのかな。私が住んでる地域の名物みたいなもんです。
カレー味で美味しい。おつまみにもなりますね~。お弁当に入れるときは軽く焼きます。
前日の夕食の残りも入れる
私は、残り物もよく使います。弁当に入れられそうなおかずだったら、あらかじめ多目に作って取り分けておいたり。朝、温め直して弁当箱に詰めるだけだから時短で助かりますよね。
私の旦那は、「これ、残り物じゃん!」なんて文句は言わないので、特にアレンジもせずにそのまま詰めることの方が多いです。というか、
好きなものとか、食べられるものだったらいい!
って感じ。
ただ、メインにはしません。あくまで脇役。隅っこにさりげなく。だから、残り物感バリバリは出てないんじゃないかな~。と勝手に思ってます。
よくお弁当に使い回すおかず
- キッシュとか、オープンオムレツ
- 肉じゃが
- カボチャの煮物
- こんにゃくのきんぴら(人参とかゴボウは食べない)
↓これらはメインでもいける!
- えのきのベーコン巻き
- 唐揚げ
- トンカツ・チキンカツ
旦那が手抜き弁当完食の理由
たった10分の手抜き弁当でも、せっかく作ったのに残されたらさみしいですよね。私の旦那は99.9割の確率でお弁当は完食してくれます。その理由はただひとつだと思っています。
旦那の好物しか入れない
これに尽きますね(笑)嫌いなものは入れません。栄養バランスが、とか、彩りが、とか私が気にしたって食べないですから。旦那の口に入らなかったら一緒です。
ハンバーグとかに野菜を小さく刻んで混ぜこんだり(もちろんわざわざ朝にはやりません)とか、これなら食べるっていうものをなるべく入れるとか、そういった旦那と私の折衷策をフルに使います。だいぶ小さな策ですが。
なんとなく彩りも気にする
あともうひとつ。ただひとつじゃありませんでしたね(笑)。これはなんとなく気にしてるレベルです。
好きなおかずばかりでも、蓋を開けたときに茶色1色だと、テンション下がりますよね。美味しそうに見えないっていうか。せっかくのお弁当だから、見た目もきれいだとなんとなく嬉しい。開けた時の気持ちも違うと思います。
でも色がきれいな緑や赤の野菜は旦那は絶対食べないし…。ってことで、私が使う手はこれです。
- カラフルなおかずカップに頼る
容器がカラフルだと、おかずもきれいに見えますよね!前は経済的なシリコンカップをつかっていたんですが、洗うのめんどくさいし、すぐにしろーくなっちゃうので、楽さときれいさのキープのために使い捨てに変えました。
カップで緑をプラスしてます。
- 卵焼きはマスト
毎日のように卵焼きは入れます。これできれいな黄色をとりあえず入れることができますね。しかもハート型。このハートのかたちで、愛情弁当アピールしてます(笑)普通に一口大に切った卵焼きを、斜めに半分カットしてくるっとひっくり返すだけなので、簡単ですよ!
卵焼きは海苔とか、明太子とか、しらすと青のりとか色々混ぜてアレンジも幅広くできますよね。でも、私の旦那がOKな卵焼きは
- なんにも混ぜないプレーン卵焼き
- 魚肉ソーセージ巻き卵焼き
- ネギ入り卵焼き(カットネギがいつも冷凍庫に控えています!)
- 青のり入り卵焼き
- ひき肉あん(パスタのミートソースとか、和風味とか、だいたい前日に作ったやつの残り)巻き卵焼き
これくらいですかね…。でも、決まった材料だけでも結構バリエーションができるものです!
手抜き弁当を続ける理由
今は500円あれば上等なお弁当が買える時代。朝の貴重な時間を割くより、500円で手軽に美味しいランチでも食べてもらった方がいい。と思うこともあるでしょう。
手抜きとはいえ、私がお弁当作りを欠かさないのは理由があります。
やっぱり節約
たかが500円、されど500円。私の旦那はだいたい月に4日公休があって、ひと月に26日お弁当を渡すとすると500×26=13000円。なかなかの出費です。
そして、私が旦那に作る弁当はほぼ内容が決まっていて
- 冷食2品
- 玉子焼き
- 鶏肉か豚肉焼いたやつ
- たまに練り物、前日のおかずの残り
こんな感じです。
材料費をざーっとおおまかに出してみると、210円くらい。冷食に頼ったり肉の割合が多いのでお高めですが、それでも弁当代渡すよりは安くすみます。なにしろ家族の人数が多くてお金がかかる。節約できるところは節約したい。そんな思いです。
旦那への愛情と感謝の表現
実はこっちの意味の方が大きいかもしれません。節約も切実ですが、それなら毎日おにぎりだっていいんですから。
手抜きだけど、旦那の好きなものを入れるとか、ちょっと見た目も気にするとか、卵焼きをハートにするとか。
毎日、仕事に励んでくれている旦那に、お弁当を渡して「行ってらっしゃい」と見送ることでありがとうの気持ちを伝えているつもりです。
この記事を読んでくださった方が、旦那の弁当、こんなんでいいんだ~。って、楽な気持ちになってくれたら幸いです!
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